中国緑茶「龍井茶」いろいろ

私たち日本人にとっては緑茶といえば、美しい緑色で低温で淹れる甘みのあるお茶というイメージが強いですよね。

私も初めはそういうイメージだったので、中国緑茶の水色(すいしょく・水の色)をみた時に驚きました。

このタイトル背景は中国緑茶の「龍井茶」。
緑色というよりも、少し黄色みのある水色です。

 

茶葉を摘む時期

 

中国緑茶はいつ摘むかで価値が変わります。

清明節(大体4月5日ごろ)より前のものは「明前茶(ming qian cha)」
清明節より後から穀雨(4月20日ごろ)までが「雨前茶(yu qian cha)」

といいます。

日本でも毎年新茶に注目や購入が集まるように、
「明前茶」を求めて中国の方も殺到するので、価値も上がります。

 

味わいの違い


「明前茶」は新茶ならではの甘みや香り、繊細な舌触りが楽しめますが、
「雨前茶」は多く日光に当たっているため、多くの養分を葉っぱに蓄えている関係で力強く、はっきりとした味わいです。

 

銘柄

 

浙江省杭州市西湖で作られる龍井茶。

獅峰龍井、梅家塢龍井は一級茶葉産地で、それ以外の西湖区で生産されるものを西湖龍井と言います。

またお茶の前に必ず「明前 梅家塢龍井茶」「雨前 西湖龍井茶」などとがいつ摘まれたものか書かれます。

 

上から時計回りで、

①明前 西湖龍井茶、②明前 梅家塢龍井茶、③雨前西湖龍井茶。

同じ西湖龍井で摘むまでの期間が長くなるため、③は葉が大きい。

②は黄みがかった葉の色ですが、味もどことなく豆のようなきな粉のような風味が印象的。

 

 

70度の低温でロンググラスで淹れます

 

中国緑茶は特別な道具がなくても、ロンググラスで淹れることができます。

70度のお湯を高いところから注いで淹れます。

茶葉や水色が美しいですね♪

 

アイスや水筒の淹れ方は?

 

1リットルあたり10g程度の茶葉を使います。

70度のお湯で20分置いて氷で割ります。

× 高温は渋くなるためオススメできません。

 

アイスで飲む場合は、水出しでゆっくり一晩かけて抽出するのが美味しいですよ。

 

 

甘いお菓子や水筒での持ち歩きには「雨前茶」

 

「雨前茶」は価格も中国国内では高騰せず、ハッキリした味でいつでもどこでもどなたでも飲みやすいお茶です。

しっかりした味なので、甘いお菓子や眠くなる午後の仕事中に最適です。